青葉区の百貨店でお中元の特設売り場が設置され「夏のお中元商戦」がスタートしました。物価高が続く中、限られた予算でより良いものを贈ろうと送料無料などが人気を集めていました。
「今年もやるよ!おー!」
仙台三越では開店前に従業員およそ100人が集まりお中元商戦に向けて士気を高めました。
今年の特設売り場では、カタログギフトを含めると去年とほぼ同じおよそ2500点の商品を取り揃えています。笹かまぼこや牛タンなどの定番商品に加え、今年の夏も猛暑が予想されることから、涼しさを感じられるアイスクリームやゼリーなどが人気だということです。
今年は三越のバイヤーが東北の6つの県から「ときめく、きらめく」商品を集めた「むつめくTOHOKU」シリーズを展開。閖上漁港でとれた窯上げシラスの詰め合わせや蔵王産の果物などを使ったジェラートなどが並びました。
仙台三越 小宮仁奈子社長
「相手に贈るギフトももちろんだが、自宅で自家需要で選ぶ人が増えてきたのも特徴」
記者リポート
「ここ数年人気が高まっているのが夏のご自宅限定便です。コロナ禍でおうち時間が増え、自分時間を楽しみたい人が増えているそうです」
自宅で消費しやすい商品を揃えたのが特徴で、自分へのご褒美として選ぶ人も増えているといいます。コロナ禍以降人気が高まり、今年は160点を用意しました。一方、物価高騰の影響もあり、一人あたりの平均価格は去年より100円高い4300円と予想。お中元を送る人たちも商品選びに工夫をしています。
買い物客は
「みんな値上げ値上げになってきて送料も有料が増えてきているので、できるだけ無料のを選ぶようにしている」
「(贈ることが)コミュニケーションになるが、たくさん贈るとけっこうな値段になるので無料配送のを真剣に見てました」
仙台三越のお中元ギフトセンターは来月29日まで開かれています。
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