日銀は13日から2日間、金融政策を決める会合を開く。
歴史的な円安が続く中、国債の買い入れの減額について、具体的な方針を示すかが焦点。
日銀は、マイナス金利の解除に踏み切ったあとも金利を低く抑えるため、国債の買い入れをこれまでと同じ月6兆円程度で続けている。
今回の会合では金融政策の正常化を進めるため、国債の買い入れ額を減らすかが焦点で、時期やペースなど具体的な方法が議論される見通し。
日銀が国債の買い入れを減らした場合、長期金利が上昇する一方、日米の金利差が縮小することで円安の進行に一定の歯止めがかかる可能性がある。
一方、アメリカのFRB(連邦準備制度理事会)の会合では、12日、政策金利を据え置くことが決定され、利下げペースが遅れる見通しが示された。
アメリカで高い金利水準が維持される中、「国債買い入れ」を巡って日銀がどう判断するかに市場の関心が集まっている。
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