今年3月から約1カ月の間、SNSで表示された投資広告にアクセスした男性が有名投資家を名乗る者から投資学習グループを紹介され、そのグループ内で投資を勧誘されて合計約880万円をだまし取られる被害があったことがわかりました。警察はSNS型投資詐欺だとして捜査を進めています。
SNS型投資詐欺の被害に遭ったのは新潟県小千谷市に住む50代の男性です。
男性は今年3月12日から4月25日までの間、男性のスマートフォンのSNSで表示された投資広告にアクセスしたところ、有名投資家を名乗る者からSNSの投資学習グループを紹介され、そこに参加。
そのグループ内でFX取引会社のサポート担当を名乗る者から「弊社は通常通貨などを取引銘柄として預かっています」「レバレッジは100倍です」などと投資を勧誘され、架空の取引口座を開設し、言われるがまま約1カ月間、複数回に分けて投資などの名目で合計884万6000円を複数の指定口座に送金してだまし取られたということです。
男性はアプリ上で利益が上がっていることを確認していて、アプリ上の投資資金を出金しようとしたところ、利益に対する税金をさらに払うよう言われて出金できなかったことから詐欺だと気付いたということです。
警察によりますと、男性がアクセスした投資広告は、すぐに有名投資家を名乗る者と直接やりとりが出来るようなものだったといいます。
また、小千谷警察署管内ではこのほかにも数件同様のSNS型投資詐欺被害が確認されています。
警察は、少しでも不審に思ったり怪しいと感じたら警察やまわりの人に相談するよう呼びかけています。
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