走りながらレールや架線の点検作業を行う黄色い新幹線「ドクターイエロー」について、現在の車両が引退することが分かりました。
「ドクターイエロー」は、営業車両とほぼ同じ最高時速270キロで走りながら、レールや架線の点検作業を行います。
このうちJR東海の「ドクターイエロー」が老朽化のため来年1月に、JR西日本の車両が2027年以降を目途に運行を終えて引退すると、それぞれの会社が明らかにしました。
今後の検査についてはJR東海の車両が引退した後は、JR西日本の車両が検査を担い、2027年以降は営業用車両に搭載された機器で検測を行う予定だとしています。
「ドクターイエロー」は10日に1度の割合で運行されますが、時刻表も公表されていないため、鉄道ファンなどの間では「幸せの黄色い新幹線」と呼ばれています。
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