長期金利が上昇していることを受けて、みずほ銀行など3行が、企業向けの貸出金利の指標となる「長期プライムレート」を引き上げると発表しました。
みずほ銀行によりますと、きょうから大企業に1年以上貸し出す場合の指標となる金利の「長期プライムレート」を0.10%引き上げて、年1.80%にします。2か月連続の引き上げで、2009年11月以来、14年7か月ぶりの高い水準です。
また、SBI新生銀行とあおぞら銀行も同様に「長期プライムレート」を、きょうから年1.80%にすると発表しました。
引き上げの主な理由は、長期金利の上昇です。
▼今週後半の日銀の決定会合で国債の買い入れ額の減額や追加の利上げなど、「金融政策の正常化が議論されるのではないか」との観測が根強いことや、▼アメリカの長期金利が高止まりしていることが日本の長期金利を押し上げています。
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