1ドル=154円台と歴史的な円安水準になっている為替相場について、経済同友会の新浪代表幹事は「是正が必要なレベル」と述べました。
経済同友会 新浪剛史代表幹事
「是正が必要なレベル。為替介入でトレンドが変わるかどうかというのは疑問。ただ、意思を示すということは意味のあることだとは思います」
新浪代表幹事は、円安の加速は「国民生活にとって不利」として、輸入物価上昇による値上げで家計が圧迫されたり、賃上げの効果が薄れる恐れがあることに懸念を示しました。
そのうえで、円安を是正する一つの方法として政府・日銀による為替介入にも言及し、一定の意味があると肯定的な見方を明らかにしました。
ただ、足元の相場は緊迫している中東情勢の行方に影響されるため、「落ち着きが必要」とも述べています。
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