京都府城陽市の市議会議員がトップを務める「校区社会福祉協議会」で、不適切な経理処理が判明した問題を受け、議会で市議の辞職を求める決議案が可決されました。
城陽市で地域の福祉活動を行う「寺田西校区社会福祉協議会」は、本城隆志市議（69）が長年会長を務め、会計を実質的に担っていました。
この社会福祉協議会では、補助金など約290万円について本城市議が手書きの領収書を作成したり、私的な飲食代に支出したりするなど不適切な処理が発覚し、このうち190万円ほどが使途不明になっています。
この問題について城陽市議会は7日、「説明責任を果たしていない」などとして、本城市議への辞職勧告決議案を賛成多数で可決しました。
しかし、辞職勧告決議に法的拘束力はありません。
【城陽市議会 本城隆志市議】「基本的には辞職はしません」
（Ｑこの間の支出について不適切はなかった？）「そういうことです」
本城市議はこのように話し「会計は自ら適切に行っている」と主張しました。
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