岡山市南区にある建築工事会社の「石川建設」が5月27日に事業を停止し、破産申請の準備に入ったことが分かりました。

民間の信用調査会社、東京商工リサーチ岡山支店によりますと、「石川建設」は1968年3月創業、1976年4月設立の木造建築工事会社で、元請けのほか、地元建築業者の下請けも行っていました。

積極的な営業で近年業況は拡大し、2022年9月期には売上高約2億4000万円を計上していました。その一方で、安値受注などから収益面は低調が続き、長年、債務超過の状況だったということです。

さらに、木材や住宅設備機器の価格上昇も重なったため、赤字が膨らみ、事業の継続を断念して破産を決断したとしています。負債総額は約1億8000万円とみられています。

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