ダイハツ工業は、タイヤへの空気抵抗を減らすための部品が定められた基準に適合していなかったとして、4万台余りのリコールを国土交通省に届け出ました。

 リコールの対象は、ダイハツが2022年9月から今年4月までに製造した「タント ファンクロス」4万4827台です。

 国交省によりますと、後ろのタイヤへの空気抵抗を減らすために装着されたエアディフレクタにおいて、開発の際の形の検証が不十分であったため、外装の技術基準に適合していなかったということです。

 これまでに事故は確認されていません。

 一連の認証不正とは関係がないものだということです。

 ダイハツは、対象車両すべてで部品を交換するとしています。

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