きょうの東京株式市場で日経平均株価は一時900円以上値下がりし、3万8300円台まで下落しました。3万8500円を割り込むのは3月14日以来、1か月ぶりです。きっかけはアメリカの株安です。
日本時間の15日に発表されたアメリカの3月の小売売上高が市場の予想を上回ったことで、FRBによる利下げの開始が遅れるとの見方が強まり、アメリカの長期金利が上昇しました。
これを受けて、前日のニューヨーク株式市場ではハイテク関連株を中心に売り注文が膨らみ、ダウ平均株価はおよそ3か月ぶりの安値をつけました。
東京市場でも、この流れを引き継いだほか、国内の長期金利が一時0.875%とおよそ5か月ぶりの高水準まで上昇したことや中東情勢の緊迫感も株価の重しとなっています。
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