「カローラフィールダー」などの認証試験で不正が発覚したことを受け、トヨタ自動車の豊田章男会長が謝罪しました。豊田会長は一連の不正をどのように受け止めているのでしょうか。トヨタの会見場から報告です。

 (経済部・吉田貴司記者報告)
 豊田会長は冒頭に固く神妙な面持ちで謝罪をしたうえで、トヨタでの認証不正の理由について一つではないとしながらも、仕事があいまいになっていたことや属人的な技能に頼っていたことなどを挙げました。

 また、今後、安全基準について調査を続け、12月までに報告すると述べました。

 3日はトヨタを含む5社で認証不正が明らかになり、マツダやホンダも社長が会見をしています。

 午後に行われたマツダの会見で毛籠勝弘社長は「信頼を裏切ってしまうことは痛恨だ」と謝罪しました。

 4日にも国土交通省がトヨタ本社を立ち入り検査するほか、他のメーカーも調べる方針です。

 自動車メーカーの信頼が揺らぐ事態が続いています。

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