円相場は15日の夜に一時、1ドル=154円45銭まで急落。その後も154円台を推移していて、およそ34年ぶりの円安水準となっています。

 アメリカ商務省が発表した先月の小売り売上高が市場の予想を上回り、市場ではアメリカの中央銀行であるFRB=連邦準備制度理事会による利下げが先送りされるという観測が強くなりました。

 日米の金利差から「ドル買い・円売り」の動きが加速しています。

マネックス証券 広木隆チーフストラテジスト
「ヘッジファンドや機関投資家の投機筋は完全に円安に賭けている。それが今、トレンドですね。とにかく(1ドル)155円を付けに行っているんですよ。もう155円が視野に入ってきています」

(「グッド!モーニング」2024年4月16日放送分より)

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