九州運輸局は、熊本市南区にある大型車のディーラー『UDトラックス熊本工場』に対し、車検と整備業務を取り消す処分を下しました。
『UDトラックス』は「全国の整備工場で再発防止に取り組む」とコメントしています。
処分を受けたのは、熊本市南区平田にある『UDトラックス熊本工場』です。
九州運輸局によりますと、この工場は2021年10月から去年8月までの約2年間、客から依頼され、行った車65台の車検について不適格なバンパーなどをいったん、正規部品に交換して車検を通した後、元の不適格な部品に付け替える不正改造を行ったということです。
去年8月に行われた社内調査で発覚し、本社から九州運輸局に報告があり、今回の処分に至ったということです。
九州運輸局は道路運送車両法に基づき、1日付で処分を実施。これにより、整備業務と車検業務ができなくなります。
『UDトラックス』は1日付で熊本工場の無期閉鎖を発表、「コンプライアンスの意識が徹底されていなかったことが不正の原因。全国の整備工場で再発防止に取り組む」とコメントしています。
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