通信大手のKDDIが宇宙ビジネスに本格参入する。

KDDIは30日、スタートアップと大企業で宇宙ビジネスを共創するプログラム「MUGENLABO UNIVERSE」を開始すると発表した。

現時点ではKDDIのほかに、住友不動産や三井物産など13社が参加するほか、スタートアップを募集する。

まず2025年度から、ISS(国際宇宙ステーション)や月面を再現したデジタル空間での実証を始め、ロボット操作や実験装置の検証が可能となる。

またKDDIは、2028年に地球と月の間で通信ができるようにし、2030年には月面での5G通信の構築を目指す。

政府は4月、1兆円の「宇宙戦略基金」の創設を発表するなど、宇宙事業は民間企業のビジネスチャンスとなりつつある。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。