凶悪な強盗事件が多発し防犯意識が高まる中、“日本初”の超強力な防犯ガラスが登場しました。

記者
「思い切り叩いても、ひびが入るだけで割れません」

警備大手・セコムが発売した防犯ガラス。ハリケーン対策などに使われる特殊な樹脂膜をガラスの間に挟む三層構造となっていて、強度は一般的な防犯ガラスのおよそ5倍。

この樹脂膜を防犯ガラスに使用するのは、日本で初めてだということです。

セコムウィン 佐藤謙一社長
「広域強盗事件がテレビニュース等で放映され、『不安を感じた』と問い合わせ件数が非常に増えた」

セコムでは去年、防犯ガラスの売上が前の年に比べておよそ7倍増えていて、家庭での防犯需要の高まりを受けてより強力な防犯ガラスの開発を行ったとしています。

売上は年間1億円を見込み、一般家庭だけでなくカードショップや貴金属店などでの活用も提案していくということです。

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