2022年の豪雨で被災し、運休が続いている米坂線について、JR東日本は29日に開かれた検討会議でJR単体での運営は難しいという見解を初めて示しました。

2022年、新潟県北部を襲った記録的豪雨で被災し、一部の区間で運休が続いている米坂線。

29日にJR東日本と沿線自治体による3回目の復旧検討会議が山形県小国町で開かれました。この中で、JR東日本は復旧後の利用状況を試算したデータを元に、「JRが単独で米坂線を運営することは難しい」という見解を初めて示しました。

【JR東日本新潟支社 三島大輔企画総務部長】
「被災前と同じように当社が運営することを前提とした復旧は民間企業としては持続可能性の観点から難しいと考えている」

この上で、JRは自社での単独運営のほか、バスへの転換を含めた4つの案を提示。

今後、これらを元に議論を深めたい考えです。これに対し、新潟県は「JRが単独で運営することが望ましい」という認識を示しています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。