愛媛県西条市でスーパー「生鮮市場ヴォーグ」を経営する企業が、破産開始の決定を裁判所から受けたことが5月28日までに分かりました。負債総額は約3億8000万円と見られます。

破産したのは西条市三津屋の「ヴォーグ」です。

東京商工リサーチ今治支店によりますと、「ヴォーグ」は2000年6月に設立し2年後に「生鮮市場ヴォーグ」をオープン。さらに翌年に壬生川店を開店し、ピーク時の2011年3月期の売上げは約11億7000万円に達しました。

しかし近年は大手スーパーとの競合が激しくなったほか、近くに同業他社の大型スーパーがオープンするなど経営環境が厳しさを増し、壬生川店のみの1店舗で運営していたものの、2023年3月期の売上げは約4億8000万円、純損失は約2000万と大きく後退しました。

またコロナ禍での国の経済帯対策の利用などで立て直しを図っていましたが、資金繰りが悪化し事業の継続が困難になったとしています。このため松山地裁西条支部から破産開始の決定を5月16日に受けました。

負債総額は約3億8000万円と見られます。

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