沖縄タイムス社(武富和彦社長)は28日、決算取締役会を開き、2024年3月期決算と役員人事案を承認した。営業収入が前期比4・7%減の62億5384万円、経常利益は3178万円、当期純利益が3254万円で減収増益となった。ハッピードリームサーカスや75周年関連事業などが貢献し、2期ぶりの黒字転換となった。
役員人事では、武富社長はじめ取締役5人は再任された。6月25日に開催の株主総会および取締役会を経て、正式に決定する。新たな執行役員に事業局長の宮里直也氏(53)が昇任し、執行役員編集局長の宮城栄作氏(52)は同総務局長に就く。
アドネクストは減収減益決算 常務に玉城氏
タイムスアドネクスト(瑞慶山秀彦社長)は28日、決算取締役会を開き、2024年3月期決算と役員人事案を承認した。営業収入は折込チラシの減少で前期比9・3%減の19億3747万円となり、経常利益が2273万円、当期純利益は1351万円を確保したが、減益となった。
役員人事では、常務に沖縄タイムス社総務局長の玉城淳氏(56)=写真=が就任し、専務の新垣康氏(63)が退任する。瑞慶山社長ら他の取締役は再任された。6月25日に開催の株主総会および取締役会を経て、正式に決定する。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。