赤潮の影響などで稚魚が育たず、半年間遅れていた、今シーズンの「唐津Qサバ」の出荷が、15日から始まりました。
唐津市と九州大学の共同開発で10年前に誕生した玄海地区の海で完全養殖されるマサバ「唐津Qサバ」。
赤潮の影響などで稚魚が育たず、半年間遅れていた、今シーズンの出荷が15日から始まり、300匹が船着き場に運びこまれました。
完全養殖で寄生虫のリスクが低く、刺身で食べられるため、県内外の旅館や飲食店などで人気が高いQサバは、漁協の直売所では、1匹1800円で販売します。
【佐賀玄海漁協業務課 渡邊紘平さん】
「やっと久しぶりに出荷が開始できたのがまずうれしいですし、脂ものっていいんじゃないかなという感じでしたね」
佐賀玄海漁協によりますと、6月までの3カ月間で1万匹の出荷を見込んでいるということです。
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