先進的な農業の担い手を育成する講座「いわてアグリフロンティアスクール」の開講式が、5月23日に岩手県盛岡市で開かれました。
この講座は国際的な経営感覚を持った農業経営者を育てようと2007年から県や岩手大学、JAいわてグループが実施しています。
2024年度は20代から60代までの農業経営者など29人が受講します。
23日の開講式では、岩手大学の伊藤菊一農学部長が「学びの機会を活用し経験を積んでほしい」と激励しました。
2024年度は初めて外国人が入学。
タイ出身のウォラキットチャルウォンヌッサバさんは、農業を営む日本人の男性と結婚したのをきっかけに2年前に奥州市に移住しました。
入学生(タイ出身)ウォラキットチャルウォンヌッサバさん
「旦那さんが農業をやっている。マーケティングとかビジネスの管理とかはまだ分からないから、もっと勉強したい」
講座は「農村地域活動」「6次産業化」「農業経営」の3つのコースがあり、2025年2月まで週1、2回程度開かれるということです。
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