「行く場所」から「いる場所」へ。
個人の顧客のニーズに応じ、銀行の店舗がいま、大きく変化している。

三井住友銀行が5月27日、東京・渋谷にオープンする新しい店舗は、銀行窓口の横にスターバックスが併設され、広いラウンジでくつろげるのが特徴。

2階にはコワーキングスペースがあり、さらに地下1階には、銀行で使われていた貸金庫をリノベした会議室もある。

三井住友フィナンシャルグループ・中島達社長「銀行の店舗を『行く場所』=a place to goから、『いる場所』=a place to beへ変えていく」

日常的に銀行に訪れてもらうほか、アプリで展開する個人向けの金融サービス「Olive」に特化した実店舗を構えることで、ユーザーの拡大を狙う。

銀行業界では、みずほ銀行が池袋に口座開設の専門店舗を作るなど、個人向けのサービスに特化した店舗への移行が加速している。

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