加賀市内では金沢市より南の6つの市と町による会議が開かれ、北陸新幹線の大阪延伸は「米原ルート」とするよう決議しました。
この会議には南加賀地域の6市町から自治体のトップや経済団体のメンバーなど約130人が集まりました。この中で、小松商工会議所から次のような提案がなされました。
小松商工会議所・西正次会頭:
「一日も早く国家プロジェクトとしての一つの目的を達成するためにも今こそ米原ルートの再考を強く求めたいと思います」
与党が進める「小浜・京都ルート」ではなく距離が短く工事費が安い「米原ルート」への転換を求めました。決議の結果は…。
会場:
「ご承認いただける方は拍手をお願いします」
全会一致で米原ルートへの再考を求めることとなったのです。
宮元加賀市長:
「政府与党合意は全てではないです。状況に応じて的確な判断をしてルートを変更していく、決断をして前に進めるべきだと思います」
宮橋小松市長:
「(敦賀まで)開業したのちいろんな状況や課題が顕在化してきているのも事実だと思います。まずは南加賀でこうして一致を見たわけですので次は石川県で一致を見られるように県にも働きかけていきたいなと思います」
重要なのは一日も早く大阪とつなぐこと。福井が「小浜・京都ルート」を推し、南加賀では「米原ルート」を推す中、馳知事の今後の立ち位置が注目されます。
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