カチカチになった砂糖と一緒に、あるものを入れるとサラサラに戻るんです。
■“カチカチ”砂糖 一晩でサラサラに?
砂糖は固まりやすい この記事の写真肉料理に魚料理に、味付けに欠かせない砂糖ですが、いつの間にかカチカチなんてことありますよね。
みなさんは、そんな時どうしていますか?
街の人(50代)「砕いてました。フォークとかで砕いて使ってました」 街の人(40代)
「ガリガリ」「(Q.何で?)スプーンとか」 街の人(60代)
「袋の上からつぶしたり。使わないといけないから、ひたすらつぶして使う」
みなさん、固まった砂糖に苦労している様子です。
サラサラに戻す方法は?固まった砂糖は元に戻るのか。創業120年の老舗砂糖メーカー「塩水港精糖」の笠井貴文さんに聞きました。
塩水港精糖株式会社 総務担当 笠井貴文さん 塩水港精糖 総務担当 笠井貴文さん「固まった砂糖をサラサラにする方法があります。一晩程度おいておけば、効果が得られると思います」
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■「食パン入れて一晩待つだけ」■「食パン入れて一晩待つだけ」
「食パン入れて一晩待つだけ」メーカーのおすすめは、「食パンを使うこと」です。
笠井さん「食パンですね。食パンを入れて、一晩程度おいておけば効果が得られる」
砂糖の容器に食パンを入れてフタをし、一晩寝かせるとサラサラの状態に戻るといいます。
そこで、カチカチに固まった砂糖に食パンを入れて一晩寝かせてみました。
砂糖は元に戻るのか?食パンを入れて、一晩寝かせた結果は…。
一晩寝かせただけ!スプーンが刺さらないほどカチカチだった砂糖が、食パンを入れて一晩寝かせただけで、簡単にスプーンが刺せる状態になりました。
砂糖が食パンの水分を吸収 笠井さん「砂糖が固まる原因は、乾燥。単純に水分を戻してあげればいい」
実は砂糖は乾燥に弱く、固まる原因は水分が抜けてしまうから。そこで食パンを入れると、砂糖が食パンの水分を吸収し、元のサラサラの状態に戻るのです。
街の人(70代)「食パン。へぇー。そうなの?じゃあ、やってみようかしら」 街の人(50代)
「力技で何とかやってきた。今度、試してみます」 何もついてない食パンが最適
砂糖は臭いがつきやすい性質があるので、入れるパンは何もついてない食パンが最適だそうです。
食パンがない時は、代わりに濡らしたキッチンペーパーをしっかり絞って入れておくのもいいそうです。
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