宮崎県内87の農家で作る「みやざき養豚生産者協議会」が、創立20周年の祝賀会を16日、宮崎市で開催しました。
祝賀会は新型コロナの影響で2年遅れで開催され、農林水産省の大臣官房審議官を務めた伏見啓二さんが記念講演を行いました。
2年前から豚肉の平均価格は1キロ500円台後半と高い水準で推移していて、伏見さんは高騰する輸入品の代替需要に加え、生産者の努力が価格上昇に繋がっていると説明しました。
去年2月時点で県内での豚の飼養頭数は約81万8000頭と、口蹄疫前の89%まで回復。創立30周年に向け、みやざき養豚生産者協議会では、飼料価格の高騰や人手不足の課題を克服し、次の世代にバトンをつなげていきたいとしています。
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