生命保険大手の「日本生命」が過去最大のM&Aです。アメリカの大手保険会社へおよそ6000億円を出資し、株式の20%を取得すると明らかにしました。
日本生命が出資をするのは、アメリカの大手保険グループ「AIG」の傘下にある生命保険会社の「コアブリッジ・ファイナンシャル」です。
株式の20%を取得する予定で、出資額はおよそ38億3800万ドル=およそ5950億円となり、日本生命によるM&A(合併・買収)としては過去最大の額となります。
生命保険事業をめぐっては、国内の人口減少などを背景に、市場の先細りが指摘されていて、世界最大規模の保険市場であるアメリカで収益を拡大したい考えです。
今回の出資により、今まで4%程度にとどまっていたグループ全体の基礎利益に占める海外ビジネスの割合は、15%程度に上昇する見込みだということです。
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