北朝鮮がサイバー攻撃で得た暗号資産およそ230億円相当を今年3月に資金洗浄した疑いがあるとロイター通信が報じました。

ロイター通信によりますと、北朝鮮に対する制裁の実施状況を監視してきた国連安全保障理事会「専門家パネル」の一部委員が今月10日、制裁委員会に未完成の報告書を提出しました。

それによると、北朝鮮はサイバー攻撃で得た暗号資産について、今年3月に1億4750万ドル、日本円でおよそ230億円相当を匿名性を高めるサービス「ミキシング」を使って資金洗浄した疑いがあるということです。

「専門家パネル」はロシアが安保理で拒否権を行使したことにより、先月末で事実上、活動停止に追い込まれています。

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