13日、米ワシントンで話すバイデン米大統領(アナトリア通信提供、ゲッティ=共同)

 バイデン米大統領は13日、原発燃料となる低濃縮ウランのロシアからの輸入を禁止する法案に署名し、同法が成立した。ウクライナ侵攻を続けるロシアへの資金を断つ狙いがある。90日後に輸入を禁止するが、エネルギー長官が原子炉の稼働を継続できないと判断した場合には最長で2028年1月1日まで猶予できる。

 米メディアによると、米国側はこれまで原発燃料の約2割をロシア産ウランに依存し、年間約10億ドル(約1560億円)を支払っていた。(共同)

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