ロシアのプーチン大統領は、新体制の人事を示してから初めてとなる安全保障会議を開催しました。一方、今回の人事についてウクライナ側は長期戦に備えたものだとの見方を示しています。
ロシア大統領府は13日、プーチン大統領が国の重要政策を協議する安全保障会議をオンライン形式で開催したと明らかにしました。
ロシアメディアによりますと、これまで国防相を務めてきたショイグ氏は新たに任命された安全保障会議書記として参加。
プーチン氏の側近として知られ、安全保障会議書記を務めてきたパトルシェフ氏も会議に出席しましたが、立場は明らかにされていません。
一方、ショイグ氏の後任として国防相に起用された第1副首相のベロウソフ氏は13日、上院で演説を行い、侵攻に参加する兵士らの待遇改善を訴えました。
軍務経験がなく、経済の専門家であるベロウソフ氏の起用について、ウクライナのポドリャク大統領府長官顧問は、プーチン政権が戦時経済体制を一層推し進め、長期戦に備えようとしているとの見方を示しています。
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