トーマスグリーンフィールド米国連大使(共同)

14~20日に韓国と日本を訪問するトーマスグリーンフィールド米国連大使の予定の概要が12日、判明した。米国連大使による初の被爆地長崎への訪問は19日となる。日本に先立ち訪れる韓国では潘基文(バン・キムン)前国連事務総長と会談する。米政府高官が明らかにした。

トーマスグリーンフィールド氏は14日に韓国に到着。15日に韓国政府高官らと会談し、16日に南北軍事境界線がある非武装地帯(DMZ)を視察。その後、潘氏と会談し、脱北者にも面会する。17日に東京へ移動し、19日に長崎で原爆の悲惨さを訴える地元関係者や学生らと意見を交わす。

18、20日の東京滞在中は日本政府高官と会談するほか、拉致被害者の家族らと面会する。

日米韓は現在、国連安全保障理事会の理事国を務めており、米政府高官は北朝鮮対応などを巡る「3カ国間の協力強化が訪問の目的だ」としている。(共同)

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