アメリカ・ニューヨークのコロンビア大学などで、先月30日にイスラエルに対する抗議デモで逮捕されたおよそ300人のうち、およそ半数が大学とは無関係だったことが分かりました。
コロンビア大学では抗議デモの参加者の一部が校舎を占拠したため、大学の要請を受けて警察が強制排除し、112人が逮捕されました。また、近くの大学でもデモ参加者170人が逮捕されています。
ニューヨーク市は逮捕された人のうち▼コロンビア大学ではおよそ30%、▼別の大学では60%が大学と無関係だったと発表。
アダムズ市長は「反イスラエルデモの激化に伴い、学外の人物が学生たちに非合法の抗議方法を教え込み、その多くが暴力的な行為にエスカレートしていった」と批判しました。
学生らによる抗議活動は全米の大学で続いていて、現地メディアは、先月18日以降、40校で2000人以上が逮捕されたとしています。
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