アメリカのバイデン大統領はイスラエルによるガザ攻撃に反対する各地の大学でのデモについて「暴力的な抗議は許されない」と訴えました。
バイデン大統領
「アメリカでは暴力的な抗議は保護されない。保護されるのは平和的な抗議だけだ。抗議する権利はあるが、混乱を引き起こす権利はない」
バイデン大統領は2日、全米各地の大学に広がっているイスラエルへの抗議デモについて、言論の自由や平和的な抗議は守られなければならないとしたうえで、大学への不法侵入や窓ガラスを割るといった破壊行為、人々に恐怖を与える暴力的な抗議はあってはならないと述べました。
また、ユダヤ系の学生への脅迫やアラブ系の人々への差別など、いかなる種類のヘイトスピーチや暴力も許されないと強調しました。
CNNによりますと、先月18日以降、ニューヨークのコロンビア大学やカリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)など、少なくとも40の大学で1800人以上の逮捕者が出ています。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。