中国の3隻目の空母「福建」が初めてとなる試験航海を開始したと、中国の国営テレビが報じました。

中国国営の中央テレビによりますと、中国の3隻目となる空母「福建」は現地時間のきょう午前8時ごろ、上海の造船所から初の試験航海に出ました。動力や電力などのシステムの安全性などについて検証するとしています。

「福建」には、これまでの2つの空母には無かった艦載機を加速して発進させる「電磁式カタパルト」が設置されているのが特徴です。

おととし6月に進水式が行われ、去年のうちに最初の試験航海が実施される可能性が取り沙汰されていましたが、実現していませんでした。

中央テレビは「建造作業は計画通り着実に進み、係留試験と設備の調整を順調に仕上げ、試験航海を行う技術条件を備えている」と報じています。

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