中国の製造業の景況感を示す指数が景気判断の節目となる「50」を2か月連続で上回りました。

中国国家統計局の発表によりますと、4月の製造業の景況感を示す指数、PMI=購買担当者景気指数は「50.4」でした。3月よりも0.4ポイント低下しましたが、2か月連続で好調・不調の節目となる「50」を上回りました。

中国政府は「2か月連続で拡大しており、製造業の発展基調を維持している」と強調しています。

ただ、新規受注は「51.1」で3月から1.9ポイント低下、雇用指数は「48.0」で0.1ポイント低下するなど、本格的な回復には至っていません。

非製造業部門の景況感指数は51.2で、こちらも3月に比べて1.8ポイント低下しています。

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