1912年に北大西洋で沈没したイギリスの豪華客船「タイタニック号」ゆかりの品がオークションにかけられ、乗客の金の懐中時計が史上最高額で落札されました。
イギリスで27日、客船にまつわる280点を超える品々が競売にかけられ、「タイタニック号」ゆかりの品も出品されました。
イギリスBBCによりますと、「タイタニック号」の乗客で最も裕福だった実業家がつけていた金の懐中時計が予想落札価格の6倍となる90万ポンド、日本円にしておよそ1億7400万円で落札されました。
「タイタニック号」ゆかりの品で、税金や手数料を合わせた落札額としては過去最高だということです。
また、船上で演奏していた楽団のリーダーのバイオリンケースは29万ポンド、およそ5700万円で落札されました。
楽団リーダーの体にくくり付けた状態で発見されたもので、ケースに入っていたバイオリンも2013年に落札されています。
楽団は、乗客を落ち着かせるために沈みゆく船で演奏を続けたことで知られています。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。