アメリカのトランプ次期大統領が有罪評決を受けた不倫口止めをめぐる裁判で、トランプ氏側が有罪評決を破棄するよう求めました。

この裁判は、不倫の口止め料をめぐって業務記録を改ざんした罪で今年5月、トランプ氏に有罪の評決が下されたものです。

裁判は量刑の言い渡しが延期されていますが、トランプ氏側は2日、ニューヨーク州の裁判所に対し、裁判が継続されれば「大統領職に混乱が生じる」として、評決を破棄するように求めました。

また、トランプ氏側はバイデン大統領が1日、有罪評決を受けた次男に恩赦を与えたことに触れ、検察側について「バイデン大統領が非難したように、政治劇に従事してきた人物だ」と批判しました。

検察側はこれまでに、量刑の言い渡しをトランプ氏の任期が終わる2029年まで延期するよう提案しています。

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