アメリカのトランプ次期大統領が機密文書を不正に持ち出したとされる事件で、連邦高裁は検察側の起訴取り下げの要請に応じて裁判は終結しました。

 トランプ氏の機密文書持ち出し事件を巡っては、捜査を指揮したジャック・スミス特別検察官が25日、連邦高裁に対してトランプ氏が次期大統領に就任することを念頭に起訴を取り下げるよう申し立てていました。

 アメリカメディアによりますと、ジョージア州アトランタの連邦高裁は26日、スミス特別検察官の起訴取り下げを認めてトランプ氏を被告から除外しました。

 25日には議会襲撃事件でも起訴取り下げが認められていて、トランプ氏が抱えていた2件の刑事裁判が終結しました。

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