イタリアで行われたG7=主要7か国外相会合が閉幕し、ロシアによるウクライナ侵攻について、「北朝鮮兵の派遣が安全保障に深刻な影響を及ぼす」などとする共同声明を発表しました。
共同声明では、ウクライナ侵攻をめぐり「ロシアが中距離弾道ミサイルを使用したことは、無謀かつ事態を悪化させることを示している」と強く非難しました。また、北朝鮮兵の派遣については「紛争の危険な拡大であり、ヨーロッパとインド太平洋地域の安全保障に深刻な影響を及ぼす」と懸念を示しました。
一方、ロシアを支援しているとされる中国に対しては「中国企業による武器の供給などを阻止しなければならない」と指摘した上で、「ロシア軍に撤退するよう圧力をかけること」を求めました。
中東情勢については「イスラエルとヒズボラの即時停戦に向けた進行中の交渉を支持する」としています。
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