イスラエル首相府は、中東レバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラとの戦闘をめぐり、閣議で停戦案が承認されたと発表しました。

これに先立ち声明を出したイスラエルのネタニヤフ首相は、停戦を支持する理由について、「イランの脅威に焦点を当てるため」としたほか、パレスチナ自治区ガザで戦闘を続けるイスラム組織ハマスを「孤立無援にするため」だと説明していました。

停戦案の詳しい内容は明らかになっていませんが、これまでの協議では、60日間の停戦期間中にイスラエル軍がレバノンから撤退する一方、ヒズボラは国境から30キロ離れたリタニ川より北側に重火器を移動させると報じられています。

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