イスラエルとレバノンを拠点とするイスラム教シーア派組織「ヒズボラ」の停戦について、複数のメディアが「合意間近」だと報じています。

 アメリカとイスラエルのメディアは25日、イスラエルとヒズボラの停戦の合意が間近だと一斉に報じました。

 イスラエル政府が26日の閣僚会議で停戦を承認する予定だと伝えています。

アメリカ カービー大統領補佐官
「協議はとても良い方向に進んでいる。ただ、停戦が実現するまでは予断は許されない」

 一方で、「ヒズボラ」からの攻撃にさらされてきたイスラエル北部の市長からは、「停戦合意は降伏を意味する」と政府を非難する声も上がっています。

 アメリカが仲介した停戦案では、60日の移行期間中にイスラエル軍がレバノン南部から撤退し、「ヒズボラ」もイスラエル国境から30キロの場所に移動するとしています。

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