アメリカの老舗百貨店「メイシーズ」は、元従業員による巨額の不正会計処理が発覚したとして、今年8月から10月期の決算発表を延期すると明らかにしました。

アメリカの老舗百貨店「メイシーズ」は25日、翌日に予定していた8月から10月期の決算発表を延期すると明らかにしました。

社内調査により、元従業員による巨額の不正会計処理が発覚したことが理由だということです。

メイシーズによると、不正は配送部門の会計を担当していた元従業員1人によるもので、2021年以降、最大で1億5400万ドル、日本円でおよそ240億円の費用を隠していたということです。

メイシーズは他の従業員による不正への関与は明らかになっていないとしたうえで、取引先などへの支払いに影響はないと強調しています。

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