今月、有罪判決が出ていた韓国の最大野党「共に民主党」の李在明代表に、別の裁判で無罪判決が言い渡されました。

李在明氏は5年前、自分が被告となっていた刑事裁判で証人にうその証言をするよう求めたとして、偽証教唆の罪に問われていました。

ソウル中央地裁はきょう、証言の一部がうそだったと認定したものの、「検察が提出した証拠だけでは李在明氏にうその証言をするよう証人に決意させる故意があったとみるには不十分だ」と指摘。無罪判決を言い渡しました。

「共に民主党」李在明代表
「真実と正義を取り戻してくれた裁判所に感謝します」

しかし、李在明代表は今月15日、放送局のインタビューなどで嘘をついたとする公職選挙法違反の罪で懲役1年、執行猶予2年の有罪判決が言い渡されていて、2027年に行われる大統領選挙に出馬できなくなる可能性があります。

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