ロシアが21日にウクライナに向け発射した新型のミサイルについて、ウクライナ国防省の高官はロシアが10発程度保有しているとの見方を示しました。

ウクライナへの侵攻を続けるロシアは21日、欧米がウクライナに供与した射程の長いミサイルによる攻撃への報復として、ウクライナ東部に向けて新型の中距離弾道ミサイル「オレシュニク」を発射しました。

地元メディアによりますと、このミサイルについて、ウクライナ国防省情報総局のスキビツキー副局長は22日、「もし、研究や戦闘に使うものであれば、少なくとも10発は保有しているはずだ。ミサイルを量産するには、少なくとも10回テストを行う必要がある」と述べて、ロシアがすでに10発程度「オレシュニク」を所有している可能性があるとの見方を示しました。

ロシアのプーチン大統領は、このミサイルの量産を決めたと表明していて、戦闘のさらなる激化が懸念されます。

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