東京都と米東部ニューヨーク市経済開発公社(NYCEDC)は22日、民間企業支援などで覚書を結んだ。イベントなどを通じて企業同士の協業の機会を提供して事業拡大を後押しするほか、両都市に進出する企業情報の共有などで連携する。
宮坂学都副知事とNYCEDCのアンドリュー・キンバル社長兼最高経営責任者(CEO)が覚書にそれぞれ調印した。
キンバル氏はあいさつで、両者が緊密に連携することで「両都市間のビジネス拡大を促進していく」と強調。宮坂副知事は、スタートアップ企業の成長につなげるための「具体的な取り組みを(ニューヨーク市)と一緒に実施していく」と述べた。
都は1960年にニューヨーク市と姉妹都市提携を結んだ。覚書に先立ち、都とニューヨーク市は今月11日にも、都市インフラ開発について協力することで合意書を締結した。【ニューヨーク中村聡也】
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