パキスタン北西部でイスラム教シーア派の人々を乗せた車列が武装集団に銃撃され、少なくとも42人が死亡しました。

 現地メディアによりますと、北西部カイバル・パクトゥンクワ州で21日、シーア派の人々を乗せた複数の車両が武装集団に銃撃されました。

 少数派のシーア派を狙ったテロ事件とみられ、子どもを含む少なくとも42人が死亡しました。

 この地域はシーア派とスンニ派との宗派間の衝突が続くなど不安定な情勢となっていて、車両には警察の護衛がついていたにもかかわらず、襲撃されたということです。

 シャリフ首相は「国家の平和を害する敵による罪のない市民への攻撃は、残虐行為に等しい」と非難する声明を出し、犯行グループを特定し処罰するよう指示しました。

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