中国の王毅外相とロシアのラブロフ外相が、G20=主要20か国の首脳会議が開かれているブラジル・リオデジャネイロで会談し、両国の戦略的関係について協議しました。
中国外務省の発表によりますと、中国の王毅外相は会談で中ロにおける包括的戦略協力の推進を提唱し、「中ロはBRICSのパートナーと共にグローバルサウスの影響力を増強させ、世界の多角化のためにより大きな役割を果たすべきだ」と主張しました。
一方、ロシアのラブロフ外相は「ロ中関係はかつてないほどのハイレベルにある」と応じ、「国際社会は戦後の国際秩序の破壊に反対し、世界の平和と安定を共同で守るべきである」として多国間主義の堅持を主張しました。
今回の会談では、ウクライナと朝鮮半島の情勢についても意見交換が行われたということです。
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