バイデン米大統領がウクライナに対し、米国が供与した長射程ミサイルを使用してロシア領内を攻撃することを許可したとの米メディアの報道について、ウクライナのゼレンスキー大統領は17日の演説で「そのようなことは発表されていない」と明言を避けた。
ゼレンスキー氏は、ウクライナを侵攻するロシアに対する「勝利計画の鍵となるポイントの一つは長距離(攻撃)能力だ」と指摘した。報道について触れた上で、実際に許可されたかどうかは明言しなかったものの、「ミサイルが自分で語るだろう」と、攻撃をほのめかすとも取れる言葉を述べた。【ベルリン五十嵐朋子】
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