北朝鮮から多数の大型自走砲などがロシアに供与されたとイギリスメディアが報じました。ウクライナ軍が越境攻撃を続けるロシアのクルスク州で北朝鮮兵士が使用するとみられます。
16日のフィナンシャル・タイムズ電子版は、ここ数週間のうちに北朝鮮製の170ミリ自走砲およそ50台と多連装ロケットシステム20基が北朝鮮からロシアに供与されたと報じました。
ウクライナの情報機関の情報によるものとしています。
供与された兵器の一部は、ウクライナ軍が越境攻撃を続けるロシア西部のクルスク州に運ばれ、北朝鮮兵士が使用するとみられるということです。
SNS上にも数日前からシベリア中部のクラスノヤルスクとされる場所で撮影された北朝鮮の自走砲とみられる大型の戦闘車両が列車で運ばれている画像が拡散していました。
クルスク州に派遣された北朝鮮兵士はウクライナ軍と交戦し、死者が出ているとの情報もありますが、ウクライナの情報当局者は15日、「北朝鮮兵士はまだ攻撃作戦には関与していないが態勢を整えている」とSNSに投稿しています。
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