日本外務省は16日、岩屋毅外相がウクライナを訪問したと発表した。首都キーウ（キエフ）でシビハ外相と会談し、ロシアによる侵攻の長期化を踏まえ支援の継続を表明する。事前に対外公表せず、ポーランドから列車で入国した。
岩屋氏が外相就任後、ウクライナを訪れたのは初めて。ゼレンスキー大統領への表敬訪問も調整している。トランプ次期米大統領がウクライナ支援に消極的で、交渉で戦争を終結させると公言する中、支援を続ける日本の立場を明確にする。
岩屋氏は、ペルーで開催されたアジア太平洋経済協力会議（APEC）閣僚会議に出席後、ウクライナを訪れた。(共同)
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