ガザ地区北部での戦闘激化によって延期となっていた子どもへの2回目のポリオワクチンの接種が再開されましたが、攻撃はやまずけが人が出ています。

　ユニセフは2日、ガザ地区北部でのポリオワクチンの接種が再開されたと発表しました。

　期間は4日までで、一時的に停戦が実施されるはずでした。

　しかし、一部の地域では攻撃が続き、接種を受けに来た子どもを含む6人がけがをしています。

　北部では10月23日から2回目の接種が始まる予定でしたが、イスラム組織ハマスが再び戦力を取り戻しつつあるとしてイスラエル軍が攻撃を激化させ、10歳未満の子どもたち11万9279人が接種を受けられない状態が続いていました。

　WHO（世界保健機関）は「重要な人道的地域での一時停戦は、すべての当事者によって絶対に尊重されなければならない」と強く非難しています。

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