イスラエルとイスラム組織ハマスの停戦などに向けた協議が中東カタールで再開し、仲介するエジプトの大統領が、2日間の戦闘停止と引き換えに、ハマスが拘束する人質を解放する新たな案を提示しました。
カタールの首都ドーハで27日、イスラエルと仲介国のアメリカ、カタールの代表が集まり、パレスチナ自治区ガザでの停戦などに向けた協議を再開しました。
こうした中、仲介国エジプトのシシ大統領は、“2日間の戦闘停止と引き換えに、ハマスが拘束する4人の人質を解放する新たな案”を発表しました。案では、▼イスラエルで収容されているパレスチナ人の囚人の釈放のほか、▼恒久的な停戦についての協議を行うことも盛り込まれています。
停戦交渉については、イスラエル軍のガザ駐留などをめぐり、イスラエルとハマスの双方が要求を譲らず停滞していて、今回も難航が予想されています。
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